
溜まっていく余計なノイズ
『頭の三角』があることで、
一体どのようなことが起こるのでしょうか?
◇色んなものが霊視線からすべて頭を通ってくるので、『頭の三角』が被ってくる場所が問題です。
これは頭全体にどんどん被ってくるのですが、
特に人生において重要な働きをもつ
脳にある、「A10神経」にまで到達します。
「A10神経」は “脳活動のすべて"、
知・情・意のすべてにわたって影響を及ぼしています。
外から入ってくる五感すべての情報が
ここを通ってまた外に全部出ていきます。
つまり、
外の世界 → 五感 → A10神経 → 五感 → 外の世界
という流れが、
その人を表現していく部分になります。
『頭の三角』は A10神経にまで
“余計なノイズ” が溜まって出来上がってしまいます。
これが非常に問題で、
自分で自分の人生を創る
コントロールルームを奪われたようなものです。
◇???という方に、もう少し分かりやすいように、
これらを絵の具で例えてみます。
例えば、
・自分という人間が
「赤」という絵の具で生まれてきたとします。
・そして、頭に溜まっていくエネルギーが
「青」という絵の具がついたフィルターだとします。
自分という人間が「赤」で生まれてきているのに
自分を表現する重要な部分(A10神経)に、
「青」の絵の具が被ってしまいます。
するとどうなるか?
「赤」というものが表現できると上手くいくはずなのに
自動的に「紫」になって表現されてしまっているんです。
なので、いつも自分のやっていることが
上手く回らなくなるし、
何か違和感を感じて過ごすことになります。
自分は「赤」で表現しているつもりなのに。。
これでは、本来の自分で生きることは
ままならない状態です。
◇昔の人は、自分自身が生きていくのに、
他のエネルギーは一切いらないって、
もともと知っていたんです。
人は生きていくとどうしてもくもり汚れていく。
日本人はそういうものを特に知っていて、
日常の生活のなかに、
余計なもの「穢れ」を「祓う」
お作法ひとつひとつの中に入っていました。
例えば、
「いただきます」と言うとよいとか、
相手にきちんと丹田を向けて
「おはようございます」というと
気がパンッと入るとか、
靴をきちんと揃えるだけでもエネルギーが上がることとか。
◇話は逸れましたが、
この本来自分を阻害する『頭の三角』を取り、
本来の「赤」で表現できるようにし、
人生のコントロールルームを取り戻すのが
『サキアフの結び』です。
サキアフのというのは
森羅万象、自然界、見えない世界
すべてと交信できるという意味の言霊です。
人とサキアフを結ぶということで、
『サキアフの結び』が生まれました。
『サキアフの結び』をすることによって、
『頭の三角』が完全になくなり、
本来つながるべき、ありとあらゆるものと
自分自身がつながっていきます。
それぞれの個性がもともと本来の状態に
なっていくので、個が引き立っていきます。
そこから先は、
もともと持っていたポテンシャルなので
一人一人の違いになっていきます。
パンデミック的に『頭の三角』が広がった現代において、
自分を見失ってしまう人が多いのは当然のことなのかもしれません。
昔は、日常を整え、自分を引き算することで十分でしたが、
現代ではもはや、究極の引き算することなしには
本来の自分で生きるのは難しいのではないでしょうか。
今、この『サキアフの結び』は
非常に重要になっていると言えるでしょう。